大学図書館の使い方 レポートに使える本・論文の探し方
ロク先輩

ロク先輩のひとこと

ロク先輩です。後期も半分をすぎて、レポートの課題がふえてくる時期ですね。「ネットで調べたことだけで書いていいのかな?」と思ったことはありませんか? 大学の図書館は、レポートや卒論の強い味方です。今日は、本や論文の探し方と、図書館を使いこなすコツをやさしくまとめました。

図書館を使いこなすチェックリスト
この4つを知っておくと、資料探しがぐっとラクになります。

大学の図書館でできること

できることどんなもの?
本を借りる・読む授業やレポートに使う専門の本がたくさんある
論文や雑誌を読む学会の雑誌や紀要(きよう)など、ネットで見つけにくい資料もある
データベースを使う大学が契約している新聞記事や論文のデータベースを、学生も使えることが多い
取り寄せ・リクエスト図書館にない本を、ほかの大学から取り寄せたり、買ってもらうようお願いしたりできる
相談(レファレンス)司書さんに「こんなテーマの資料をさがしている」と相談できる
勉強する場所自習スペースやグループで話し合える部屋がある大学も
ハルハル
図書館って、本を借りるだけの場所だと思ってました!
ロク先輩ロク先輩
じつは、できることがたくさんあるんです。入学したときのオリエンテーションで説明があっても、使う場面がないと忘れてしまいますよね。レポートが出た今こそ、使い方を覚えるチャンスですよ。

本の探し方:まずはOPAC(オーパック)

OPACは、図書館の本をパソコンやスマホで検索できるしくみです。大学の図書館のホームページから使えます。

  1. テーマのキーワードを入れて検索する(例:「地域 観光 まちづくり」)
  2. 本の「請求記号(せいきゅうきごう)」をメモする。これが本だなの住所になる
  3. 「貸出中」なら、予約できるか見てみる
  4. 気になる本を見つけたら、同じ本だなのまわりの本も見てみる

ロク先輩のワンポイント

本は、テーマごとに近い場所にならんでいます。1冊見つけたら、となりや上下の本もチェックしてみましょう。検索では出てこなかった、ぴったりの本に出会えることがありますよ。

論文の探し方:CiNii Researchなどを使う

レポートや卒論では、本だけでなく「論文」を使うと、内容がぐっとしっかりします。日本の論文を探すときによく使われるのが、次のようなサービスです。

サービスどんなもの?
CiNii Research(サイニィ リサーチ)国立情報学研究所が運営。日本の論文や本、研究データなどをまとめて検索できる
J-STAGE(ジェイステージ)科学技術振興機構が運営。日本の学会の雑誌などを読める。無料で読めるものも多い
大学が契約しているデータベース新聞記事や海外の論文など。大学によって使えるものがちがうので、図書館のページで確認

論文を見つけたら、本文が無料で読めるかどうかをたしかめましょう。読めない場合は、大学の図書館にその雑誌があるか、OPACで調べてみてください。

ハルハル
大学にない本や論文は、あきらめるしかないんですか?
ロク先輩ロク先輩
そんなことはありません。多くの大学では、ほかの大学の図書館から本を取り寄せたり、論文のコピーを送ってもらったりできます。ただし、コピー代や送料がかかったり、届くまでに日数がかかったりすることがあるので、早めにカウンターで相談しましょう。

図書館を上手に使う5つのコツ

  • レポートが出たらすぐ探しはじめる:同じ授業の人が同じ本を借りるので、〆切まぎわは貸出中になりやすい
  • 読んだ本や論文はすぐメモ:著者・タイトル・出版社・年・ページを書いておくと、参考文献を書くときにラク
  • 司書さんに相談する:「〇〇についてのレポートで、資料をさがしています」と言えばOK
  • 図書館のガイダンスに出る:データベースの使い方の講習をしている大学も多い
  • 返す日をカレンダーに入れる:返すのがおくれると、しばらく借りられなくなることがある

国立国会図書館のように、大学の外にも使える図書館があります。利用できる年齢や登録のしかたなどの決まりがあるので、くわしくは公式サイトで確認してください。

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よくある質問

Q. ネットの情報だけでレポートを書いてもいいですか?

A. 授業によってルールがちがいますが、だれが書いたかわからないネットの情報だけでは、信用されにくいです。本や論文など、書いた人や出どころがはっきりした資料もいっしょに使いましょう。

Q. 図書館の本は何冊まで、何日間借りられますか?

A. 大学によってちがいます。図書館のホームページや、入学のときにもらった案内で確認しましょう。

Q. 司書さんに相談するのは、はずかしくないですか?

A. まったくはずかしくありません。資料さがしを手伝うのは、司書さんの大切な仕事です。テーマがまだぼんやりしていても、気軽に相談してみてください。

まとめ

  • 大学の図書館は、本を借りるだけでなく、論文やデータベースも使える
  • 本はOPACで検索し、請求記号をメモして探す
  • 論文はCiNii ResearchやJ-STAGEなどで探す
  • ない資料は、取り寄せやリクエストができることもある
  • こまったら、司書さんに相談する
ロク先輩ロク先輩
図書館を使いこなせると、レポートも卒論もぐっと書きやすくなります。まずは今週、1回のぞいてみてくださいね。
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