レポートの引用と参考文献
ロク先輩

ロク先輩のひとこと

ロク先輩です。学期末が近づくと、レポートの〆切がいくつも重なりますよね。そのときに「引用ってどう書くの?」「参考文献ってなに?」と迷う人がとても多いです。今日は、レポートの引用と参考文献の書き方の基本を、やさしくまとめました。

引用・参考文献チェックリスト
レポートを出す前に、このリストで確認しましょう。

引用と参考文献ってなに?

ことば意味
引用本や論文、ウェブサイトなどに書かれている文章を、自分のレポートの中で使うこと
参考文献レポートを書くときに読んだり、引用したりした資料のリスト。レポートの最後にまとめて書く

レポートでは、「どこまでが自分の考えで、どこからが人の考えか」をはっきり分けることがとても大事です。ほかの人の文章を、出どころを書かずに自分の文章のように使うと「剽窃(ひょうせつ)」とよばれ、大学ではきびしく注意されます。単位がもらえなくなることもあります。

ハルハル
ネットの文章をちょっと借りるくらいなら、大丈夫だと思ってました…。
ロク先輩ロク先輩
出どころをきちんと書けば、使ってもいいんですよ。大事なのは「ルールを守って使う」ことです。

引用の書き方の基本

  1. そのまま使うときは「」でくくる:文章を1文字も変えずに使う
  2. 長い文章は、まとまりとして分ける:行を下げるなど、自分の文章と区別する
  3. だれの、どの資料かを書く:著者名や発行年などを、引用のすぐ近くに書く
  4. 引用は「主役」にしない:レポートの中心は自分の考え。引用は根拠として使う

引用した文章のあとには、「この資料からわかるように、〜と考える」のように、自分の意見をつなげて書きましょう。引用をならべるだけでは、レポートとして評価されにくくなります。

自分の言葉でまとめて使うとき

資料の内容を、そのままではなく自分の言葉で短くまとめて使うこともあります。これを「要約」といいます。要約のときは「」はいりませんが、だれの考えかは必ず書きます。「〇〇(著者名)によると、〜ということである」のように書くと、自分の意見と区別しやすくなります。

文章の語尾だけを少し変えて、自分の文章のように見せるのはまちがいです。要約するときは、内容をしっかり理解してから、自分の言葉で書き直しましょう。

参考文献リストの書き方

参考文献の書き方には、いくつかの決まった形(書式)があります。分野や先生によって指定がちがうので、まずは授業の案内やシラバスで指定がないか確認しましょう。指定がなければ、次のような情報をそろえて書くのが一般的です。

資料の種類書いておく情報の例
本著者名・本のタイトル・出版社・発行年
論文著者名・論文のタイトル・のっている雑誌名・巻や号・ページ・発行年
ウェブサイト作成者(組織名)・ページのタイトル・URL・見た日付

ロク先輩のワンポイント

大学の図書館には、引用や参考文献の書き方をまとめた案内(ガイド)を用意しているところがたくさんあります。迷ったら図書館のホームページを見たり、カウンターで聞いたりしてみましょう。

よくあるまちがい

まちがい直し方
「」を付けずに文章をそのまま使うそのまま使うなら必ず「」でくくり、出どころを書く
参考文献リストを付け忘れる書き始める前に、読んだ資料をメモしておく
だれが書いたかわからないページを使う国や大学、研究機関などの信頼できる資料を選ぶ
引用ばかりで、自分の意見が少ない引用のあとに「なぜそう考えるか」を自分の言葉で書く
ハルハル
読んだ資料をメモしておくの、大事ですね。あとから探すの大変そう…。
ロク先輩ロク先輩
そうなんです。資料を読んだら、その場でタイトルや著者名、URLをメモしておくのがいちばんラクですよ。

ウェブの資料を使うときのコツ

ネットで調べるのは便利ですが、だれが書いたかわからない情報や、古い情報もまざっています。国や自治体、大学、研究機関などが出している資料を中心に選びましょう。大学の図書館で使える論文や本のデータベースを使うのもおすすめです。ウェブの資料は内容が変わることがあるので、見た日付もいっしょにメモしておきます。

レポートを出す前の最終チェック

  • 先生が指定した文字数・形式・ファイル名になっているか
  • 引用部分に「」と出どころが書いてあるか
  • 参考文献リストが最後に付いているか
  • 誤字・脱字がないか、声に出して読んでみる

まとめ

  • 引用は、ほかの人の文章をルールを守って使うこと
  • そのまま使うときは「」でくくり、出どころを書く
  • 参考文献は、先生や分野の指定をまず確認する
  • 迷ったら大学の図書館のガイドを見る
ロク先輩ロク先輩
引用のルールを守れるようになると、レポートの書き方にぐっと自信がつきます。期末のレポート、いっしょにがんばりましょう。
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