
ロク先輩のひとこと
ロク先輩です。学期末が近づくと、レポートの〆切がいくつも重なりますよね。そのときに「引用ってどう書くの?」「参考文献ってなに?」と迷う人がとても多いです。今日は、レポートの引用と参考文献の書き方の基本を、やさしくまとめました。

引用と参考文献ってなに?
| ことば | 意味 |
|---|---|
| 引用 | 本や論文、ウェブサイトなどに書かれている文章を、自分のレポートの中で使うこと |
| 参考文献 | レポートを書くときに読んだり、引用したりした資料のリスト。レポートの最後にまとめて書く |
レポートでは、「どこまでが自分の考えで、どこからが人の考えか」をはっきり分けることがとても大事です。ほかの人の文章を、出どころを書かずに自分の文章のように使うと「剽窃(ひょうせつ)」とよばれ、大学ではきびしく注意されます。単位がもらえなくなることもあります。
ハル
ロク先輩引用の書き方の基本
- そのまま使うときは「」でくくる:文章を1文字も変えずに使う
- 長い文章は、まとまりとして分ける:行を下げるなど、自分の文章と区別する
- だれの、どの資料かを書く:著者名や発行年などを、引用のすぐ近くに書く
- 引用は「主役」にしない:レポートの中心は自分の考え。引用は根拠として使う
引用した文章のあとには、「この資料からわかるように、〜と考える」のように、自分の意見をつなげて書きましょう。引用をならべるだけでは、レポートとして評価されにくくなります。
自分の言葉でまとめて使うとき
資料の内容を、そのままではなく自分の言葉で短くまとめて使うこともあります。これを「要約」といいます。要約のときは「」はいりませんが、だれの考えかは必ず書きます。「〇〇(著者名)によると、〜ということである」のように書くと、自分の意見と区別しやすくなります。
文章の語尾だけを少し変えて、自分の文章のように見せるのはまちがいです。要約するときは、内容をしっかり理解してから、自分の言葉で書き直しましょう。
参考文献リストの書き方
参考文献の書き方には、いくつかの決まった形(書式)があります。分野や先生によって指定がちがうので、まずは授業の案内やシラバスで指定がないか確認しましょう。指定がなければ、次のような情報をそろえて書くのが一般的です。
| 資料の種類 | 書いておく情報の例 |
|---|---|
| 本 | 著者名・本のタイトル・出版社・発行年 |
| 論文 | 著者名・論文のタイトル・のっている雑誌名・巻や号・ページ・発行年 |
| ウェブサイト | 作成者(組織名)・ページのタイトル・URL・見た日付 |
ロク先輩のワンポイント
大学の図書館には、引用や参考文献の書き方をまとめた案内(ガイド)を用意しているところがたくさんあります。迷ったら図書館のホームページを見たり、カウンターで聞いたりしてみましょう。
よくあるまちがい
| まちがい | 直し方 |
|---|---|
| 「」を付けずに文章をそのまま使う | そのまま使うなら必ず「」でくくり、出どころを書く |
| 参考文献リストを付け忘れる | 書き始める前に、読んだ資料をメモしておく |
| だれが書いたかわからないページを使う | 国や大学、研究機関などの信頼できる資料を選ぶ |
| 引用ばかりで、自分の意見が少ない | 引用のあとに「なぜそう考えるか」を自分の言葉で書く |
ハル
ロク先輩ウェブの資料を使うときのコツ
ネットで調べるのは便利ですが、だれが書いたかわからない情報や、古い情報もまざっています。国や自治体、大学、研究機関などが出している資料を中心に選びましょう。大学の図書館で使える論文や本のデータベースを使うのもおすすめです。ウェブの資料は内容が変わることがあるので、見た日付もいっしょにメモしておきます。
レポートを出す前の最終チェック
- 先生が指定した文字数・形式・ファイル名になっているか
- 引用部分に「」と出どころが書いてあるか
- 参考文献リストが最後に付いているか
- 誤字・脱字がないか、声に出して読んでみる
あわせて読みたい
あわせて読みたい
まとめ
- 引用は、ほかの人の文章をルールを守って使うこと
- そのまま使うときは「」でくくり、出どころを書く
- 参考文献は、先生や分野の指定をまず確認する
- 迷ったら大学の図書館のガイドを見る
ロク先輩あわせて読みたい
ロク先輩の道案内:次に読むならこちら
STEP3 履修登録・パソコン・授業

コメントをどうぞ