一人暮らしの水道管の凍結対策
ロク先輩

ロク先輩のひとこと

ロク先輩です。寒い地域で一人暮らしをしている人は、冬の朝に「水が出ない!」とあわてることがあります。答えを先に言うと、気温がマイナス4℃くらいまで下がる日は水道管が凍りやすいので、前の晩に「配管を布で包む」「水を細く出しておく」などの対策をしておけば、たいていはふせげます。今日は、予防のしかたと、凍ってしまったときの直し方をやさしくまとめますね。

水道管の凍結対策チェックリスト
寒くなる前に、この4つを確認しておきましょう。

水道管が凍ると、水が出なくなるだけでなく、管が破れて水があふれることもあります。そうなると、部屋や下の階をぬらしてしまうこともあるので、こわいですよね。でも、凍りやすい日や場所を知っておけば、前もって手を打てます。

ハルハル
え、水道って凍るんですか? ぼくの地元はあまり雪がふらないので、考えたこともなかったです…。
ロク先輩ロク先輩
雪が少ない地域でも、冷えこみが強い夜は凍ることがあるんです。とくに、外に出ている水道管や、北側の日が当たらない場所は要注意ですよ。

水道管が凍りやすいのはどんなとき?

水道局などの案内では、気温がマイナス4℃以下になると、水道管が凍ったり破裂したりしやすくなるといわれています。天気予報で「最低気温マイナス4℃」くらいの数字を見たら、その夜は対策をしておきましょう。

凍りやすい条件どうして?
最低気温がマイナス4℃以下の夜水道管の中の水が冷えて氷になりやすい
真冬日(一日中0℃より下)が続く昼間も氷がとけず、どんどん冷えていく
外にむき出しになっている配管冷たい空気や風に直接当たる
北側・日かげ・風が強い場所日が当たらず、温まりにくい
帰省などで長く水を使わないとき管の中の水が動かず、凍りやすい

ロク先輩のワンポイント

スマホの天気アプリで「最低気温」を毎晩チェックするくせをつけると安心です。地域によっては、水道局が「凍結に注意」とお知らせを出すこともあります。

今日からできる予防のしかた

予防は、むずかしいことはありません。次の4つを覚えておきましょう。

  1. 外の配管や蛇口に布を巻く:古いタオルや毛布を巻いて、上からビニールテープでとめます。ホームセンターで売っている保温材を使ってもOKです。
  2. メーターボックスの中を保温する:水道メーターが入っている箱に、布や発泡スチロールを入れておくと冷えにくくなります。
  3. 寒い夜は水を細く出しておく:蛇口から糸のように細く水を出しておくと、水が動いて凍りにくくなります。水道代はかかるので、出した水はバケツやお風呂にためて使いましょう。
  4. 水抜きのしかたを確認する:寒い地域の部屋には「水抜き栓(不凍栓)」がついていることがあります。使い方は部屋によってちがうので、入居したときの説明書や管理会社に聞いておきましょう。
ハルハル
水抜き栓って、どこにあるんですか?
ロク先輩ロク先輩
キッチンの下や洗面所、トイレのあたりについていることが多いです。見つからないときは、管理会社や大家さんに「水抜き栓はありますか?」と聞けば教えてもらえますよ。

帰省・旅行で部屋をあけるときの注意

年末年始や春休みに帰省すると、何日も水を使わない日が続きます。人がいない部屋は暖房もついていないので、ふだんよりずっと凍りやすくなります。出かける前に、次のことを確認しておきましょう。

やることポイント
水抜きをする水抜き栓がある部屋は、説明書どおりにやっておく
配管に布を巻いておく外の配管・洗たく機の蛇口まわりも忘れずに
管理会社の連絡先をメモスマホに登録しておくと、もしものときすぐ電話できる
もどる日の天気を見る帰る日がとても寒いなら、着いてすぐ水が出るか確認する

ロク先輩のワンポイント

部屋によっては「冬に長く留守にするときは水抜きをしてください」と契約書に書かれていることもあります。凍って壊れたときに、自分で修理代を払うことになる場合もあるので、一度読み返しておきましょう。

凍って水が出ないときの直し方

朝、蛇口をひねっても水が出ない…。そんなときは、あわてずに次の順番でためしてみましょう。

  1. 蛇口はいったん閉めておく(開けたままにすると、とけたときに水が出しっぱなしになる)
  2. 凍っていそうな蛇口や配管にタオルをかぶせる
  3. タオルの上からぬるま湯をゆっくりかける
  4. 部屋を暖房で温めて、自然にとけるのを待つ
  5. 水が出るようになったら、配管から水がもれていないか見る
ハルハル
早くとかしたいから、熱いお湯をかけたらダメですか?
ロク先輩ロク先輩
それはぜったいにやめましょう。急に熱湯をかけると、蛇口や水道管が割れてしまうことがあります。やけどの心配もあります。ぬるま湯で、ゆっくりが合言葉ですよ。

ドライヤーの温風を当てる方法もありますが、水まわりで電気製品を使うときは、ぬれた手でさわらない・コードに水がかからないように気をつけてください。

水道管が破裂したときにやること

もし配管から水がふき出したり、どんどんもれてきたりしたら、すぐに水を止めることがいちばん大切です。

  1. 止水栓(メーターボックスの中のバルブ)を閉める:右に回すと閉まることが多いです
  2. もれている所に布やテープをきつく巻く:とりあえずの応急処置です
  3. 管理会社や大家さんに連絡する:賃貸の部屋は、自分で業者をよぶ前にまず連絡しましょう
  4. 下の階に水がもれていないか確認する:心配なときは管理会社に伝えます

ロク先輩のワンポイント

止水栓の場所は、入居したらすぐに確認しておくのがおすすめです。いざというとき、暗い中で探すのは大変です。修理の費用やだれが払うかは、部屋の契約や原因によってちがうので、くわしくは管理会社や住んでいる地域の水道局の公式サイトで確認してください。

よくある質問

Q. 水を出しっぱなしにすると、水道代はどれくらいかかりますか?

A. 出す量や地域の料金によってちがうので、くわしくは住んでいる地域の水道局の公式サイトで確認してください。糸のように細く出すだけで十分なことが多く、出した水はバケツなどにためて使えばむだになりません。

Q. 部屋の中の水道も凍りますか?

A. 部屋の中の配管は外より凍りにくいですが、とても寒い地域や、暖房をつけずに何日も留守にしたときは凍ることがあります。帰省するときは、水抜きなどの対策をしておくと安心です。

Q. 凍ったまま様子を見ていても大丈夫ですか?

A. 気温が上がれば自然にとけることが多いですが、とけたときに配管が破れていて水がもれることがあります。水が出るようになったら、もれていないかかならず確認しましょう。おかしいと思ったら管理会社に連絡してください。

水道管の凍結|大学生ロードマップ
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まとめ

  • 最低気温がマイナス4℃以下の日は、水道管が凍りやすい
  • 外の配管に布を巻く・寒い夜は水を細く出すのが基本の予防
  • 帰省で部屋をあけるときは、水抜きと管理会社の連絡先を確認
  • 凍ったら熱湯はNG。タオルの上からぬるま湯でゆっくりとかす
  • 破裂したら止水栓を閉めて、すぐ管理会社へ連絡
ロク先輩ロク先輩
冬の一人暮らしは、ちょっとした準備で安心度がぐんと上がります。寒い夜の前に、5分だけ水まわりを見てみてくださいね。
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