障害のある大学生の就活

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ロク先輩

ロク先輩のひとこと

ロク先輩です。28卒のみなさんは、冬のインターンや就活の準備で少しずついそがしくなってきましたね。病気や障害があって「自分は、どうやって就活を進めればいいんだろう」と不安に思っている人もいると思います。今日は、一般枠と障害者雇用枠のちがいと、相談できる場所をやさしくまとめました。

就活を始める前の準備リスト
まずは、この4つから始めてみましょう。

就活には「一般枠」と「障害者雇用枠」がある

障害のある学生の就活には、大きく2つの道があります。どちらが正しいということはなく、自分に合う方をえらんだり、両方を見てくらべたりできます。

一般枠障害者雇用枠
しくみほかの学生と同じ条件で応募する障害のある人を対象にした求人に応募する
いいところえらべる会社や仕事の数が多いはじめから配慮について相談しやすい
気をつけること配慮がほしいときは、自分から伝える必要がある応募には、多くの場合「障害者手帳」が必要

会社には、働く人のうち決まった割合で障害のある人をやとうルール(法定雇用率)があります。民間の会社の割合は、2026年7月から2.7%に引き上げられました。障害のある人の採用に力を入れる会社もふえています。

ハルハル
障害のことを、会社に言ったほうがいいのか迷っています…。
ロク先輩ロク先輩
それは、とても大事な悩みですね。障害のことを伝えて働くことを「オープン」、伝えずに働くことを「クローズ」と言います。どちらにするかは、自分で決めていいんですよ。

オープンとクローズをくらべてみた

オープン(伝える)クローズ(伝えない)
いいところ通院や体調のことで配慮をお願いしやすい応募できる会社をはばひろくえらべる
気をつけること伝え方を準備しておく必要があるつらいときに相談しにくく、無理をしやすい

ロク先輩のワンポイント

配慮をお願いするときは、「〇〇ができません」だけでなく、「〇〇があれば、できます」と伝えるのがコツです。たとえば「指示をメモでもらえると、まちがえずに作業できます」のように言うと、会社も働くイメージを持ちやすくなります。

28卒のいまからやっておきたいこと

  1. 自分の得意・苦手を書き出す:自己分析といっしょに、「つかれやすい場面」「集中しやすい環境」もメモしておく
  2. ほしい配慮を言葉にする:通院の日、休けいのとり方、音や光など、具体的に書く
  3. 大学の窓口に相談する:障害学生支援の窓口やキャリアセンターは、心強い味方です
  4. インターンに参加してみる:実際に働く場所を見ると、自分に合う働き方が見えてきます

相談できる場所

  • 大学の障害学生支援の窓口・キャリアセンター
  • ハローワーク(障害のある人の仕事さがしの相談窓口がある)
  • 障害のある学生向けの就活エージェント
  • 主治医や家族(体調にあった働き方を、いっしょに考えてもらう)
ハルハル
ひとりでかかえこまなくていいんですね。
ロク先輩ロク先輩
そうです。相談先は1つにしぼらなくて大丈夫。いくつかの人の話を聞いて、自分で決めていけばいいんですよ。

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よくある質問

Q. 障害者手帳がないと、障害者雇用枠に応募できませんか?

A. 多くの求人では、障害者手帳を持っていることが条件になっています。手帳の申請については、住んでいる市区町村の窓口や主治医に相談しましょう。

Q. 面接で障害のことを聞かれたら、どう答えればいいですか?

A. オープンで応募しているなら、障害の名前だけでなく「どんな配慮があれば、どんなふうに働けるか」を伝えるのがおすすめです。大学の窓口などで、事前に答える練習をしておくと安心です。

Q. 一般枠と障害者雇用枠、両方受けてもいいですか?

A. 両方を受けてくらべる人もいます。会社によって応募の方法がちがうので、それぞれの募集の内容をよく確認しましょう。

まとめ

  • 就活には「一般枠」と「障害者雇用枠」がある
  • 障害のことを伝える(オープン)か、伝えない(クローズ)かは自分で決めていい
  • 配慮は「〇〇があれば、できます」の形で伝える
  • 大学の窓口・ハローワーク・就活エージェントなどに早めに相談する
ロク先輩ロク先輩
障害があっても、自分に合う働き方はきっと見つかります。いろいろな人の力を借りながら、一歩ずつ進んでいきましょうね。
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