自己PRの書き方

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ロク先輩

ロク先輩のひとこと

ロク先輩です。秋から冬は、インターンや早めの選考でエントリーシート(ES)を書く機会がふえる時期です。今、大学3年生の人は28卒ですね。ESでも面接でもかならず聞かれるのが「自己PR」。「自分にアピールできることなんてない…」と思っている人でも書けるように、今日は3つのステップと例文の型を紹介します。

自己PRを書く前にチェック
書きおわったら、この4つがそろっているか確認しましょう。

自己PRとは?ガクチカとのちがい

自己PRは、「わたしにはこんな強みがあって、会社でこう役に立てます」と伝えるものです。よくにている「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」との一番のちがいは、話の「主役」です。

自己PRガクチカ
主役自分の「強み」がんばった「経験」
会社が見たいこと入社してから活躍できそうかどう考えて、どう行動する人か
書きはじめ「わたしの強みは〇〇です」「わたしが力を入れたのは〇〇です」
ハルハル
同じエピソードを、自己PRとガクチカの両方に使ってもいいんですか?
ロク先輩ロク先輩
使っても大丈夫ですよ。ただ、同じESの中で両方を聞かれたときは、ちがうエピソードにすると、いろいろな面を知ってもらえます。

ステップ1:強みを1つにしぼる

強みは「すごい才能」でなくてかまいません。まわりの人によく言われることや、自分では当たり前にやっていることの中に、強みはかくれています。

  • 友だちやバイト先で「〇〇だね」とよく言われること
  • つい時間をわすれて続けてしまうこと
  • こまったときに、まわりから頼まれること

たとえば「コツコツ続ける力」「人の話をよく聞く力」「段取りを考える力」などです。いくつか出てきたら、エピソードでいちばん具体的に話せるもの1つにしぼりましょう。たくさん並べるより、1つを深く書いたほうが伝わります。

ステップ2:強みが出たエピソードを書く

「わたしは〇〇が強みです」だけでは、本当かどうかわかりません。強みを使った場面を、次の順番で書くと伝わりやすくなります。

  1. どんな場面だったか:いつ、どこで、どんなこまりごとがあったか
  2. 自分がしたこと:強みを使って、どう考え、どう動いたか
  3. どうなったか:結果や、まわりの反応(数字があれば入れる)

ロク先輩のワンポイント

「がんばりました」より「毎日30分、3か月続けました」のように、回数・期間・人数など数字や行動で書くと、読む人の頭に場面がうかびます。大きな成果でなくても大丈夫ですよ。

ステップ3:会社でどう活かすかを書く

最後に「この強みを、入社してからこう活かしたい」と書いてしめます。ここがあると、会社の人は働いている姿を思いうかべやすくなります。会社のホームページや説明会で、その仕事に何が必要かを調べておくと書きやすいです。

そのまま使える例文の型

順番書くこと例
①結論強みを一言でわたしの強みは、こまりごとを見つけて改善する力です。
②場面どんな状況だったかカフェのバイトで、ピークの時間に注文がたまることがありました。
③行動自分がしたことよく出るメニューの準備を前もってしておくことを店長に提案し、メモにまとめて共有しました。
④結果どうなったかお客さんを待たせることがへり、ほかのスタッフからも「やりやすくなった」と言われました。
⑤活かし方会社でどう使うか入社後も、現場の小さなこまりごとに気づき、改善につなげたいです。
ハルハル
この順番なら、ぼくのバイトの話でも書けそうです!
ロク先輩ロク先輩
その意気です。書けたら声に出して読んでみましょう。面接では、同じ内容を1分くらいで話せるように練習しておくと安心ですよ。

よくある失敗と直し方

  • 強みをたくさん並べる → 1つにしぼって、エピソードを深く書く
  • エピソードの説明だけで終わる → 「自分が何をしたか」を中心にする
  • 「コミュニケーション力」など言葉が大きすぎる → 「初対面の人の話を引き出す力」のように、具体的な言葉にする
  • 文字数オーバー → 場面の説明をけずって、行動と結果をのこす

書いた自己PRは、友だちや大学のキャリアセンターの人に読んでもらうのもおすすめです。自分では気づかない、わかりにくいところを教えてもらえます。

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よくある質問

Q. 自己PRに書けるような、すごい経験がありません。

A. すごい経験は必要ありません。会社が知りたいのは「どんな強みを持っていて、どう行動する人か」です。バイトや授業、サークルなど、ふだんの出来事で十分書けます。

Q. 文字数の指定がちがうときは、どうすればいいですか?

A. いちばん長いバージョンを1つ作っておき、短いときは場面の説明をけずるのがおすすめです。「結論」と「行動」は、どの長さでものこしましょう。

Q. 会社ごとに自己PRを変えたほうがいいですか?

A. 強みとエピソードは同じでも大丈夫です。最後の「会社でどう活かすか」の部分だけ、その会社の仕事に合わせて書きかえると、ぐっと伝わりやすくなります。

まとめ

  • 自己PRの主役は「強み」、ガクチカの主役は「経験」
  • 強みは1つにしぼり、具体的な言葉で書く
  • エピソードは「場面→行動→結果」の順で、数字や行動を入れる
  • 最後に「会社でどう活かすか」を書いてしめる
ロク先輩ロク先輩
強みは、だれにでもかならずあります。「当たり前」だと思っていることこそ、あなたらしさですよ。自信をもって書いてみてくださいね。
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